2017Fall

バージョン: 2017Fall

本バージョンでリリースされた内容は以下の通りです。

目次

    クーポン

  • CG-858 サービス提供者は契約時にのみ使用できるクーポンを作成したい

    サービス提供者は、サービスの利用開始時のみに入力可能なクーポンを発行できるようになりました。
    この設定は、クーポンを発行する際のフォームで「新規契約専用」のチェックをオンにすることで有効にすることができます。

  • CG-857 サービス提供者は同じクーポンは同じ契約に1度しか使われたくない

    サービス提供者は、特定のサブスクリプションに対して再利用可能なクーポンを発行できるようになりました。再利用可能にすることで、特定のサブスクリプションに対してユーザーは、クーポン期限が切れた場合、同じクーポンを再利用することができます。
    この設定は、クーポンを発行する際のフォームで「再利用可能」のチェックをオンにすることで有効にすることができます。(デフォルトはオン)

  • CG-812 サービス提供者は、割合引きでクーポンを発行したい

    サービス提供者は、固定額のクーポンに代わり、割合引きのクーポンを発行することができるようになりました。

    この変更により、特定のユーザにサービスを無料で提供したり、プランの金額に対して半額で提供するといったことが可能となりました。
    値引率は1-100%の範囲で指定することができます。

    クーポンの発行は、従来通りサービスマネージャのクーポン管理画面より行うことができます。

    注意

    従来の固定額引き方式でのクーポン発行はできなくなりました。

  • CG-799 サービス提供者は、作成したクーポンを無効にしたい

    サービス提供者は、サービスマネージャで発行したクーポンを無効化することができるようになりました。

    注意

    既に契約に対して1回以上適用されているクーポンであっても無効化することは可能ですが、クーポンを無効化した後も発行時に設定した効力は持続します。

  • CG-798 サービス利用者はクーポンが適用された状態の電子領収書を受け取りたい

    クーポン機能の実装に伴い、請求処理が行われた際に発行される利用料金の領収書にクーポンの適用状態を反映するようにしました。

    例として、以下のような領収メールが送信されるようになります。

  • CG-780 サービス提供者はクーポンを削除したい

    サービス提供者は、サービスマネージャで発行したクーポンを削除することができるようになりました。

    注意

    既に契約に対して1回以上適用されているクーポンであっても削除することは可能ですが、クーポンを削除した後も発行時に設定した効力は持続します。

  • CG-778 サービス利用者はサービスの契約後にクーポンを使用したい

    契約中のサービスに対して、クーポンを適用することができるようになりました。

    表示される合計料金は、表示される料金プランの合計に対してクーポンを適用したものになります。
    そのため実際に請求される金額とは異なる場合があります。(月額料金の目安程度になります。)

    料金に対してクーポンが適用されるのは、翌月分の請求からになります。
    (当月分の数量増加減に対しては適用されません。)

    例:
    ・1ユーザ ¥100/月
    ・初月契約として1ユーザ
    ・月途中(半月)で2ユーザに変更
    ・変更と同時に半額クーポンを適用
    
    初月分: ¥150 = ¥100 + ¥50 = 月初めからのユーザ分 + 半月目からのユーザ分
    次月分: ¥100 = ¥200 * 0.5 = 2ヶ月目のユーザ数 * クーポン

    クーポン適用中にユーザが増減した場合は、該当ユーザに対してもクーポンは適用されます。

  • CG-777 サービス利用者はサービス契約開始時にクーポンを使用したい

    サービス購入者は、ServiceStoreからサービス申し込みの際にサービス提供者が作成したクーポンを料金プランに適用することができるようになりました。

    料金プランに適用するクーポンは、サービス提供者が独自に作成・配布する必要があります。

  • CG-657 サービス提供者は利用者にクーポンを発行したい

    サービス提供者は、サービス利用者にサービス利用料の値引を行うことができるクーポンを発行することができるようになりました。
    この仕組みにより、例えば発行したクーポンをWebで配布することで販促を行ったり、特定のお客様の利用料の仕切りを行ったりすることができるようになります。

     

    発行されているクーポンの一覧はサービス管理画面の課金管理画面のクーポンメニューより確認することができます。

  • ポータル

  • CG-844 サービス提供者は、サービス利用者が初回ログインした際にガイダンスを表示させたくない

    初回ログイン時に表示されていましたCloudGearガイダンスを削除いたしました。
    あわせて、ポータル画面の[全体設定]より同ガイダンスを表示させる機能も削除いたしました。

  • 課金管理

  • CG-887 サービス提供者は売上計上をサービス管理画面から確認したい。- ①

    サービス提供者は、アカウント全体の売り上げに関するデータを表示することができるようになりました。

    データはサービスマネージャーの販売管理メニューより確認することができます。
    表示できるデータは、現時点で以下の通りとなっています。

    • 売上・プラットフォーム利用料(過去6か月分)
    • 契約数
    • 利用数ユーザー数
    • 平均ユーザー数
    • 平均ユーザー単価

  • CG-860 プラットフォーム提供者は、サービス提供者にカード情報を登録させたい

    CloudGearにサービスを公開する場合、プラットフォーム利用料の請求が発生する可能性があるため、開発者はクレジットカードの登録が必須となりました。

    クレジットカードの登録を行わない場合、サービスの定義や設定等を行うことはできますが、サービスストアへの公開を行うことができません。

  • CG-715 サービス提供者は、サインアップ画面にCloudGear・サービスの利用規約を表示し、利用者に承認させたい。

    サービスを介してのCloudGearへのサインアップ、及び特定のサービススクエアへの参加をする際、サービスの利用規約を確認・承認できるようになりました。

    参照可能な利用規約ページは、サービス申し込み画面に表示されます利用規約ページと共用となりますので、CloudGear ServiceManagerより利用規約を設定いただきますようよろしくお願いいたします。(設定されていない場合、該当ページは空白として表示されます)
    利用規約ページへは、サービス申し込み画面が公開状態になくてもリンクすることができるようになっております。

    あわせて利用規約を承認するためのチェックボックスにチェックを入れていない状態では、サインアップ・スクエアへの参加ができなくなりました。(サービススクエア以外への参加は、この限りではありません)

  • CG-713 サービス提供者は、登録した料金プランの説明を編集したい

    サービス提供者は、既存の料金プランの説明と順序を変更することができるようになりました。

    プランの編集はサービスマネージャの「料金プラン」画面内の「詳細」ボタンより行うことができます。
    また、「料金プラン」画面に表示される料金プランの順序が、実際にストア画面に表示される順序と一致するようになりました。(表示順序の値で昇順)

  • CG-608 サービス利用者は、料金の決済時に電子領収書を受け取りたい

    サービス利用者は、登録したクレジットカードに対して実際に決済処理が行われた際に、領収書を電子メールで受け取ることができるようになりました。

    決済処理が行われるタイミングは、サービスの新規契約時および毎月の利用料の請求時となります。
    ※ ストアからの新規契約時は、初回の請求として1ユーザ分の利用料の請求が前払いで請求されます。その月に契約サービスのユーザ数の変動があった場合は、その差分が次月の請求に上乗せされて請求されます。

    注意

    領収書は、実際にカードに対して請求が行われた際に発行されますが、ストアからサービスを新規契約した場合、実際の請求はサービスの契約から1~2時間程度遅延して行われるため、利用者が請求書を受信するのにも1~2時間程度の遅延が発生します。

  • CG-607 プラットフォーム提供者は、サービス提供者に対してプラットフォーム利用料を請求したい

    既存の状態では、サービス利用料の11.4%をプラットフォーム利用料として徴収していましたが、CloudGear利用規約の策定に伴い、以下の条件のうち金額が高い方をプラットフォーム利用料として徴収するように変更いたしました。

    1. サービス利用料の11.4%
    2. ユーザあたり17.1円
      条件2に当てはまる場合、条件1との差額分を株式会社ユニリタが定める指定支払日(毎月1日)に請求させていただきます。(2017.08現在)

    請求は、差額分の累積額が50円以上になった時に発生いたします。
    そのため請求いたします差額分が、当月以前のものが含まれることがございます。

    その他詳細に関しましては、CloudGear利用規約に準じます。

  • CG-562 サービス提供者は売上計上をサービス管理画面から確認したい。- ②

    サービス提供者は、自身のアカウントに関する追加の統計情報をサービスマネージャーで確認することができるようになりました。

    サービスマネージャーの 販売管理 > ダッシュボード 画面に以下の項目が追加されました。

    契約数

    • 本契約数とトライアル契約数の現在値と過去6か月分の推移

    新規契約・解約数

    • 新規契約数と解約数の現在値と過去6か月分の推移
    • 契約の平均継続月数

    契約ユーザー数

    • 本契約とトライアル契約に所属するユーザー数の現在値と過去6か月分の推移
    • 契約当たりの平均ユーザー数

     

     

  • サービス申し込み

  • CG-701 サービス購入者は、ストアで自身のログイン状態を確認したい。

    CloudGrar ServiceStoreにセッション管理機構を追加いたしました。
    CloudGearのアカウント管理機構と連動し、ServiceStoreからログイン・ログアウトを行うことができるようになります。

    また、セッション管理機構の追加に加え、アカウントを持たないユーザのサインアップ機構を一部開放いたしました。
    サインアップページへのリンクは、ServiceStoreからログインページにアクセスした際に表示されます。

  • CG-529 利用者は、サービス申込時に入力内容が正しいか確認したい(メールアドレスなど)

    リリースノートの記載がありません。

  • ユーザ管理

  • CG-668 サービス提供者は、手動スクエア振り出しの際にサービススクエア管理者の姓名を指定したい

    サービス提供者は、サービスマネージャからサービススクエアを振り出す際に、管理者となるユーザの姓名を指定できるようになりました。

    アカウントの「表示名」は個別に指定することはできませんが、自動的に姓と名を結合した文字列となります。
    CloudGearに既にアカウントが存在する場合は、既存のアカウントに設定されている値が使用されます。

  • 品質向上

  • CG-712 サービス利用者は、手動振り出しされたスクエアを閉鎖したい

    CloudGear ServiceManagerから振り出されたサービススクエアを削除することができるようになりました。
    サービススクエアの削除は、サービス利用者が参照可能な「サービス一覧」>「サービス詳細」より行うことができます。
    サービス一覧画面

    また、この機能追加にあわせて、CloudGear ServiceManagerからサービススクエアを振り出す際に料金プランを設定できるようになりました。(この方法で設定された料金プランは、利用料金が0円としてCloudGearに登録されます)

  • SSOサーバ

  • CG-794 ブラウザを閉じた後、二段階認証が毎回発生してしまう

    二段階認証は、一度解決されると90日間は再度質問されない仕様となっておりましたが、ウェブブラウザを終了した場合は、この限りではありませんでした。
    これは、Cookieに二段階認証を解決した情報を記憶させていますが、このCookieの有効期限がセッション内に限ったものであったことが原因でした。
    チケットにて、上記問題を対応いたしました。

  • WebHook

  • CG-708 スクエアプロビジョニングWebHookのJSONのスキーマが仕様と異なる

    スクエアプロビジョニングが実行された際に、バックエンドサービスにプロビジョニング内容が通知されますが、通知されるデータ構造が仕様と異なっておりました。
    これを仕様通りのデータ構造が送信されるように修正いたしました。

    WebHook(スクエアプロビジョニング) データ構造

    {
     "event": "squareprovisioning",
     "data": [{
       "serviceId": 1, //サービスID
       "plans": [{
          "id": "planId" // プランID
          "action": "ADD|DELETE|UPDATE" // プラン操作
       }],
       "squareId": "squareId" // スクエアID
       "action": "ADD|DELETE" // スクエアへの操作
       "cause": "cause" // 操作理由、なければ空
     }]
    }
    
  • サービス管理

  • CG-810 サービス提供者はサービス申し込みを完了した時点で申込者を特定のURLにリダイレクトさせたい

    サービス提供者は、サービスに独自のサービスURLを設定することができるようになりました。

    これまでの仕様では、エンドユーザがサービスを使用するためにアクセスするURLは https://<スクエアID>.cloudgear.services/ 固定であり、エンドユーザがサービスの利用を開始した際には、必ずこの固定URLにナビゲートされていました。
    しかし、実際のユースケースでは、サービス側で独自のサービス画面を用意し、CloudGearが提供するフロントエンドを全く利用しないケースも存在していました。

    CloudGearチームではこのような使われ方は今後も増えると予想しており、今回、サービス提供者がサービスに独自のサービスURLを指定できるように改良を加えました。

    サービスURLの設定はサービス管理画面のサービス設定より行うことができます。

     

    デフォルト値は空欄となっており、その場合は、CloudGearのフロントエンドにリンクするようになっております。(既存の動き) 
    なお、ここで設定されたアドレスは、以下のリンクに設定されます。 

    •  サービス申し込み完了時に発行されるService Storeのモーダル 
    •  サービス申し込み完了時に送付されるEメール 
    •  サービススクエア招待画面の[承認]ボタン
  • CG-743 スクエア振り出しを行なう際、Processテーブルに表ロックがかかっていない

    スクエアを振り出す処理を行う基幹となるテーブルに表ロックがかかっておらず、分散環境下で同時にテーブルアクセスが可能となっておりました。
    この問題のためにタイミングによっては、1度のユーザ操作で複数のスクエアができてしまう可能性がありました。

    表ロックが動作するように修正いたしました。

  • CG-711 サービススクエア振り出し時にロゴ・ファビコンが同期されない

    サービススクエアが生成された際に、サービスマスタ側で設定していたサービスロゴ・ファビコンがサービススクエア側に適用されない問題を修正いたしました。

    この問題の修正に加えて、CloudGear ServiceManagerにて「サービスの同期」を実行した際に、サービスロゴ・ファビコンが同期されておりましたが、これらは今後同期されないように変更いたしました。

  • CG-710 サービスマネージャのスライドスイッチの表示がおかしい

    サービスマネージャのスライドスイッチの表示が一部画面で崩れている不具合を修正しました。