WebHookの送信先を設定する

このセクションでは、CloudGearから送信されてくるWebHookの送信設定に関して説明します。


署名の作成

WebHookの送信設定に用いる証明書の作成方法について、説明いたします。


以下はopenssl コマンドを用いて作成した例になります。

openssl req -nodes -new -newkey rsa:2048 -keyout private_key.pem -out webhook.csr
openssl x509 -in webhook.csr -out public_key.pem -req -signkey private_key.pem

CSR生成時のパラメータは任意で設定してください。

(設定しなくても署名の作成は可能です。)

WebHookの署名検証を行うには、作成した公開鍵をCloudGearアプリケーションに配備する必要があります。

署名検証の実装に関しては、「WebHookの署名検証」をご確認ください。


送信設定

CloudGearから送信されてくるWebHookを受け取るために、CloudGear ServiceManagerで送信設定をします。

 

1. サービスのダッシュボードを表示

CloudGear ServiceManagerhttps://servicemanager.cloudgear.services/にログインし、WebHookの送信設定を行うCloudGearアプリケーションのダッシュボードを表示します。



2. WebHook設定画面を表示

サービス管理メニューの「WebHook」リンクをクリックします。

画面内の「設定」タブをクリックします。



3. WebHookエンドポイントおよび鍵を入力

WebHookエンドポイントURLと秘密鍵、公開鍵を入力します。



項目名詳細

WebHookエンドポイントURL

サービススクエアのイベントが発生したタイミングで送信されるWebHookリクエストの送信先URLを設定します。

指定するURLは「 https 」である必要があります。

秘密鍵

PEM形式で表されるPKCS#8秘密鍵を入力します。

-----BEGIN PRIVATE KEY-----ヘッダで始まり、

-----END PRIVATE KEY-----フッタで閉じる必要があります。

公開鍵

PEM形式で表されるX.509証明書を入力します。

-----BEGIN CERTIFICATE-----ヘッダで始まり、

-----END CERTIFICATE-----フッタで閉じる必要があります。

 

4. WebHookの設定を有効にする

「設定」タブ下のボタンを「ON」にして、[適用]をクリックします。


以上でWebHookの送信設定が完了しました。