ログイン画面をカスタマイズする
このセクションでは、CloudGearアプリケーション独自のサービスログイン画面を設定する方法を説明します。
サービスログイン画面をカスタマイズすることでサービス利用者は、標準のログイン画面を利用せずにサービスにログインすることができるようになります。
以下にその実装例と設定方法を示します。
実装例
<!DOCTYPE html> <html> <head> <link rel="stylesheet" href="https://maxcdn.bootstrapcdn.com/bootstrap/3.3.6/css/bootstrap.min.css"> <title>ログイン</title> <style type="text/css"> .alert { display: none; } .alert.error { display: block; } </style> </head> <body> <form method="POST" action="login" style="width: 500px; margin:0 auto; padding: 20px;" class="clearfix"> <div class="alert alert-danger ng-hide $$LOGIN_ERROR_CLASS$$"> <span>$$LOGIN_ERROR_MESSAGE$$</span> </div> <div class="well"> <div class="form-group"> <label for="uid">ユーザーID(メールアドレス)</label> <input type="text" class="form-control" id="j_username" name="uid"> </div> <div class="form-group"> <label for="password">パスワード</label> <input type="password" class="form-control" id="j_password" name="password"> </div> </div> <button type="submit" class="btn btn-primary pull-right">ログイン</button> </form> </body> </html>
ユーザーID、パスワードのinputタグは、それぞれ「 j_username 」、「 j_password 」として作成してください。
また、ログインフォームのアクション先は「 login 」とし、POSTメソッドで送信するようにしてください。
実装例では、BootstrapをCSSとして利用しています。
プレースホルダ
カスタムログイン画面では、いくつかの置換文字列をCloudGearから提供しています。
プレースホルダ | 説明 | 置換例 |
---|---|---|
$$LOGIN_ERROR_MESSAGE$$ | 入力エラー時にエラーメッセージに置換されます。エラー時以外は空文字に置換されます。 | パスワードが入力されていません。 |
$$LOGIN_ERROR_CLASS$$ | 入力エラー時に'error'クラスに置換されます。エラー時以外は空文字に置換されます。 | error |
$$SERVICE_SQUARE_ID$$ | アクセスしたスクエアのIDに置換されます。 | <サービススクエアID> |
実際の利用方法に関しては、実装例をご確認ください。
設定方法
サービスログイン画面のカスタマイズは、CloudGear ServiceManager(https://servicemanager.cloudgear.services/)から行うことができます。
以下にその設定方法を示します。
1. サービスのダッシュボードを表示
CloudGear ServiceManager(https://servicemanager.cloudgear.services/)にログインし、ログイン画面のカスタマイズを行うCloudGearアプリケーションのダッシュボードを表示します。
2. ログイン画面設定画面を表示
サービス管理メニューの「ログイン画面」リンクを押します。
3. ログイン画面のカスタマイズ
「HTML」項目に表示したいログイン画面を設定します。
[適用]ボタンを押します。
4. ログイン画面設定の完了
ログイン画面のカスタマイズ完了です。
カスタマイズしたログイン画面を表示するためには、サービスへのログインURLとして「 https://<サービススクエアID>.cloudgear.services/ 」を使用する必要があります。
wwwサブドメインを利用した場合は、標準ログイン画面となります。