20230621
本バージョンでリリースされた内容は以下の通りです。
- 1 CloudGear Accounts画面が新しくなりました
- 1.1 プロフィール画面の変更
- 1.2 所属サービス画面の変更
- 1.3 お支払い履歴画面の変更
- 1.4 その他の変更
- 2 サービス利用者宛に送信されるメールのヘッダーをカスタマイズできるようになりました
- 3 サービス提供者からトライアル中の契約のトライアル期間を変更できるようになりました
- 4 サービス提供者から任意の契約に対してクーポンを適用できるようになりました。
- 5 解約時に解約理由の収集が可能となりました
- 6 サービス利用者は、クレジットカードを複数登録可能となりました
- 7 ドメインオーナーは、ドメイン設定でお支払い方法の表示/非表示が切り替えられるようになりました
- 8 契約者の移譲が可能になりました
- 9 ドメインオーナーの移譲が可能となりました。
- 10 サービス利用者は、過去の請求書/領収書をダウンロードできるようになりました
- 11 CSVインポートでドメインユーザーの削除が可能となりました
- 12 サービス提供者は、支払い完了時や決済失敗時に通知メールを受け取れるようになりました
- 13 スクエア名を変更できるようになりました
- 14 パスワードポリシーが強化されました
- 15 アカウントの削除が可能となりました
- 16 CloudGear APIが拡張されました
CloudGear Accounts画面が新しくなりました
CloudGear Accounts画面のリファクタリングを行いました。
基本的には画面、操作ともに既存Accounts画面と同様にお使いいただけますが、いくつか変更点がございます。
プロフィール画面の変更
旧UIではユーザー情報が、「個人情報」「連絡先」「初期表示サービス」という3セクションに分かれて情報が表示されていましたが、新UIでは「個人情報」と「連絡先」をまとめて表示するようになりました。それに伴い「初期表示サービス」は、アカウント管理メニューの「所属サービス」の方に移動いたしました。
また、旧UIではプロフィール情報の更新を[変更を適用する]ボタンがクリックされた時に行われていましたが、新UIでは各項目をクリックすると入力ボックスが表示され、入力が完了すると変更が適用されるように変更いたしました。
旧UI
新UI
所属サービス画面の変更
旧UIでは所属サービスが多い場合にもページングが行われませんでしたが、新UIではページングが可能となりました。また、スクエア名、契約ID、スクエアIDでの検索も可能となりました。
プロフィール画面の変更に伴い、「初期表示サービス」が所属サービス画面に表示されるようになりました。
お支払い履歴画面の変更
新UIでは請求番号による検索、ステータスによる絞り込みができるようになりました。
また、過去の請求書、領収をダウンロードできるようになりました。
2023年6月21日以降に発行された、請求書/領収書のみダウンロード可能です
その他の変更
・デフォルトのボタン色を変更いたしました。
・契約管理画面の「一般契約」「管理権限のある契約」「ドメイン契約」がタブで表示されるようになりました。
・契約詳細画面から「スクエア名」の変更が可能となりました。
サービス利用者宛に送信されるメールのヘッダーをカスタマイズできるようになりました
CloudGearが送信している、サービスから利用者宛に送られるメールに関して、ヘッダーの色と文字色がカスタマイズできるようになりました。また、カスタマイズされるメールにはヘッダーに「サービス名」が表示されるように変更されました。これによりサービス利用者に送られるメールに、サービスのイメージカラーを適用できるため、サービス利用者は、サービスからのメールだと認識しやすくなりました。
カスタマイズが適用されるメールは、以下となります。
・ご利用開始メール
・請求メール
・領収メール
・トライアル終了通知メール
・お支払いのお願いメール
・料金プランの変更通知メール
・招待メール
・請求書払いの請求催促メール
サービス提供者からトライアル中の契約のトライアル期間を変更できるようになりました
CloudGear ServiceManager(サービス管理アプリ)から、サービス提供者が任意のトライアル契約に対して、トライアル期間を変更できるようになりました。
契約詳細画面から[トライアル終了日の変更]をクリックすることで、トライアル期間の任意に設定することができます。
サービス提供者から任意の契約に対してクーポンを適用できるようになりました。
CloudGear ServiceManager(サービス管理アプリ)から、サービス提供者が任意の契約に対して、クーポンを適用できるようになりました。
契約詳細画面から[クーポンの適用]をクリックすることで、作成済みのクーポンから適用可能なクーポンを選択し、適用することができます。
解約時に解約理由の収集が可能となりました
CloudGear Accountsから解約を行う際に、解約理由の入力が必須となりました。
これによりサービス提供者が、解約理由を蓄積できるようになりサービスの改善に繋げることができます。
解約理由はCloudGear ServiceManager(サービス管理アプリ)からダウンロードが可能です。
サービス利用者は、クレジットカードを複数登録可能となりました
今までCloudGearでは、クレジットカードの登録はアカウント1つにつき1枚まででアカウントに設定されたカードが自動的に契約に使用される仕様でしたが、クレジットカードを複数枚登録可能となりました。
これにより契約ごとにカードを使い分けることが可能となりました。また、クレジットカードを削除できるようになりました。
削除可能なカードは、契約に紐づいていないカードのみとなります
また、アカウントにカードを登録しただけでは自動的に契約には紐づかないためご注意ください。
契約にカードを紐づけるためには、契約詳細画面からカードを登録する必要があります。
また、それに伴いCloudGear ServiceStoreからの契約時にすでに登録されているクレジットカードを選択するか、新しいカードを入力する必要があります。
トライアル付きの契約や、100%OFFクーポンが適用されたクレジットカード契約の場合、契約時にはクレジットカードが使用されません。トライアルの終了後や、クーポンの有効期限切れ後に引き続きサービスを利用いただくには、契約にクレジットカードを紐づける必要があります。
CloudGear Accountsの契約詳細画面から[カードの設定]をクリックし、既に登録済みのカードを登録するか、新しいクレジットカードを追加する必要があります。
ドメインオーナーは、ドメイン設定でお支払い方法の表示/非表示が切り替えられるようになりました
ドメインのオーナーは、CloudGear Accountsのドメイン設定の「メニュー表示設定」からドメイン管理者に対して、お支払い方法のページを表示/非表示にするかを設定できるようになりました。
契約者の移譲が可能になりました
契約者の移譲が可能となりました。これにより、契約者が退職してしまう場合などに契約者を移譲することで今まで通りに使い続けることが可能となりました。
契約者の移譲の詳しい方法については、こちらをご覧ください。
ドメインオーナーの移譲が可能となりました。
ドメインオーナーの移譲が可能となりました。これにより、ドメインオーナーが退職してしまう場合などにドメインオーナーを移譲することで今まで通りに使い続けることが可能となりました。
ドメインオーナーの移譲の詳しい方法については、こちらをご覧ください。
サービス利用者は、過去の請求書/領収書をダウンロードできるようになりました
今まで請求書に関しては、PDF化したもの請求メールによって送付していましたが、領収書はPDF化がされておらず、メールの送信のみとなっていましたが、領収書に関してもPDF化したものを領収メールに添付するように変更いたしました。また、CloudGear Accountsの契約詳細画面→お支払い履歴から過去の請求書/領収書のPDFをダウンロードできるようになりました。
2023年6月21日以降に発行された、請求書/領収書のみダウンロード可能です
CSVインポートでドメインユーザーの削除が可能となりました
今までドメインユーザーのCSVインポートでは、「作成」と「更新」のみが可能でしたが、「削除」が可能となりました。
CSVには、削除したいユーザの「uid」項目のみを入力してください。
CSVインポートの詳細については、こちらをご覧ください。
サービス提供者は、支払い完了時や決済失敗時に通知メールを受け取れるようになりました
CloudGear ServiceManager(サービス管理アプリ)に「通知設定」が追加されました。通知設定より受け取りたい通知を「ON」にすることで、いくつかの通知メールを受け取れるようになりました。
通知可能なメールの種類は以下となります。
・支払い完了時
・請求時
・決済失敗時
・料金プラン変更時
スクエア名を変更できるようになりました
CloudGear Accountsの契約詳細画面よりスクエア名の変更が可能になりました。これにより、同じサービスを複数契約している場合などに契約ごとに名前をつけることができ、ドメインユーザのスクエア所属や所属サービスの表示がわかりやすくなりました。
パスワードポリシーが強化されました
CloudGearのパスワードポリシーが強化されました。主な変更は以下となります。
使える文字種は変わっていませんが、制限が変更されより強固なパスワードの設定が必要となりました。
ただし、ドメインユーザ管理に関しては旧パスワードポリシーが適用されます。
旧パスワードポリシー
制限:8文字以上32文字以下
文字種:半角英数および !#$%&'-+*_?
新パスワードポリシー
制限:英大文字・英小文字・数字・記号を含めた10〜32文字
文字種:半角英数および !#$%&'-+*_?
アカウントの削除が可能となりました
CloudGear Accountsのセキュリティ画面から、アカウントの削除が可能となりました。
CloudGear APIが拡張されました
CloudGear Accounts画面からできるほとんどの操作がAPIとして提供可能となりました。
これによりサービス提供者はサービス側で画面を用意することで、サービス利用者にCloudGearを利用しているという意識をほとんどさせることなく、サービスを利用していただくことが可能になります。
今回新設されたAPIは以下となります。
サービス主観API
Stripe公開鍵取得API
Stripe公開鍵取得API
サービスサインアップAPI
CloudGearアカウントの作成とサービス契約を同時に行うAPI
ユーザ主観API
アカウント管理API
アカウント情報の更新API
アカウント画像の更新API
アカウントのカード管理API
アカウントのクレジットカード取得API
アカウントのクレジットカード追加API
アカウントのクレジットカード削除API
契約管理API
契約情報の取得API
契約情報の一覧取得API
契約に紐づくお支払い履歴の取得API
お支払いの概要情報取得API
お支払いの詳細情報取得API
サービスのプラン取得API
契約の更新API
契約の解約API
契約のカード管理API
契約に紐づくカードの取得API
契約に紐づくカードの更新API
契約ユーザ管理API
契約ユーザの一覧取得API
契約ユーザのロール取得API
契約ユーザのロール変更API
契約スケジュールAPI
契約に紐づくスケジュールの削除API
解約理由収集API
解約理由の作成API
契約者移譲状況の取得API
契約者移譲メールの送信API
契約者移譲処理の実行API
契約者移譲リクエストの取り消しAPI
スクエア管理API
スクエア名の更新API
ドメインユーザ管理API
ドメインユーザの一覧取得API
ドメインユーザの単体取得API
ドメイン設定管理API
ドメイン設定の取得API
ドメイン設定の部分更新API
ドメイン管理権限API
ドメイン管理権限の割り当てAPI
ドメインカード管理API
ドメインのクレジットカード取得API
ドメインのクレジットカード追加API
ドメインのクレジットカード削除API
ドメイン移譲状況の取得API
ドメイン移譲メールの送信API
ドメイン移譲処理の実行API
ドメイン移譲リクエストの取り消しAPI
各種APIのドキュメントについては、こちらをご覧ください。
各種APIに必要なスコープについては、こちらをご覧ください。