このセクションでは、CloudGearアプリケーションがCloudGearのWebHookを受け取る為の実装について説明いたします。

WebHookについて

WebHookは、CloudGearに契約またはサービススクエアが作成/削除されたときや、ユーザーがスクエアに加入/脱退したときなどに、CloudGearアプリケーションのバックエンドサーバーにその情報を伝えるための仕組みです。

サービスに設定されているWebHookバージョンによって、送信されるイベントが異なります。
現在、Version1は最低限のメンテナンスのみに留まっており、新規機能の追加などは行われておりません。特別な理由がない限りはVersion2をご利用ください。

WebHookの種類

WebHookは、いくつかのタイプを持ちます。

Version1

タイプ	説明
idprovisioning	ユーザーの追加・削除などユーザーに関連した変更が発生した場合に発行されるWebHookです。
squareprovisioning	スクエアに対する変更、または契約状態の変更によって発行されるWebHookです。

Version2

イベント	タイプ	説明
user	provisioning	ユーザーの追加・削除などユーザーに関連した変更が発生した場合に発行されるWebHookです。
user	role-assign	サブスクリプションを管理する契約管理者の任命・解任が発生した場合に発行されるWebHookです。
profile	update	ユーザー情報の変更が発生した場合に発行されるWebHookです。このWebHookは、ユーザーが契約しているサービスあたり1回しか発行されません。
payments	change-billing-period	サブスクリプションの課金サイクルが更新された場合に発行されるWebHookです。ユーザーが新しく契約を結んだ際にも発行されます。
payments	request-usage-record	使用量タイプの料金プランで契約しているユーザーがいる場合に、使用量を送信するように要求するWebHookです。このWebHookkは、毎日4:00（JST）を目途に順次発行します。
subscription	create/update/delete	サブスクリプションの作成,更新,削除時に発行されるWebHookです。

WebHookの発行タイミング

WebHookは、以下のタイミングで発行されます。

タイミング	発行されるWebHookのイベントタイプ
サービスの申し込み	squareprovisioning.ADD、idprovisioning.ADD、payments.change_billing_period subscription.create、user.provisioning
サービス利用者による契約プランの更新	squareprovisioning.UPDATE subscription.update
サービスの解約	squareprovisioning.DELETE、idprovisioning.DELETE subscription.delete、user.provisioning
スクエアにユーザーを招待招待されたユーザーがスクエアへの参加を承認した段階で発行されます。	Version1 idprovisioning.ADD Version2 user.provisioning
スクエアからユーザーを削除	Version1 idprovisioning.DELETE Version2 user.provisioning
契約管理者の任命	Version2のみ user.role_assign
契約管理者の解任	Version2のみ user.role_assign
ユーザー情報の更新	Version2のみ profile.update
サブスクリプションの課金サイクルの終了	Version2のみ payments.change_billing_period
使用量タイプの料金プランを持つサブスクリプションに対して使用量を要求	Version2のみ payments.request_usage_record

WebHook受信側の実装

WebHookで送信されるデータやWebHook受信側がとるべき振る舞いはイベントタイプによって異なります。WebHookで送信されるデタや受信側がとるべき振る舞いはイベントタイプ
よって異なります。
各タイミングで発行されるWebHookの取り扱いやWebHookの設定方法は以下のページでやWebHookの設定方法は以下のページで説明します。

WebHookの基本